共働きで子ども二人を子育てしています。
一人目の子どもが産まれたときは大変でした。
夫婦お互いに慣れない育児に、私の仕事の繁忙が重なり、喧嘩もしました。
二人目が産まれたときは、一人目の経験が活きてだいぶ楽です。
経験があるだけでなく、一人目が産まれてから、育児、共働き関連の本を読んで知識をつけてきたのも楽になった理由です。
知識があると、困難に対応できます。
これまで読んできた育児、共働き関連の本の中から、新米パパが読むのにオススメ本3冊を選びました。
■共働きファミリーの仕事と子育て両立バイブル
働くママとパパを支えるWebメディア 日経Dualから出版されている本です。
2014年発刊なので今となっては少し古い本ですが、共働きで子どもができたタイミングのパパにオススメの本です。
子どもができて、これからどんなイベントが待っているのか、全体像を掴むことができます。
ママは出産育児を経て、身体的な変化があり、知識が溜まっていきやすい環境です。
一方でパパは女性と違って身体の変化がないため、意識してインプットしないと知識が得られません。
いつの間にかママとパパとで知識差がくっきりでて、夫婦がズレていく原因になります。
その点、こちらの本は共働き育児で必要な知識がマンガも交えてギュッと載っているので、まず最初に読む本としてオススメです。
ライフイベント表も載っていてスケジュール感もわかります。
私も久しぶりに読みました。
前に読んだのは上の子が産まれたあたりでした。
今読むと、小学校準備や夏休みの備えなど、子どもが小学校にあがった今でも役に立つ情報が載っていて、ありがたい本です。
■王子と赤ちゃん
2人だけの時はうまくいっていた夫婦関係が、赤ちゃんの誕生をきっかけに激変!? 今、話題の産後クライシスを体験したイラストレーター・カワハラユキコが描くリアル育児エッセイコミック。連載中、ひとり育児に苦しんでいるママたちからの切実な共感の声が続々届いた注目作! 育児お役立ちコラム「私と赤ちゃん」も同時収録!!
イラストレーターの著者がひとり育児(ワンオペ)に苦しみ、パパと喧嘩しつつ、家族をかたちづくっていくお話です。
漫画なので読みやすい。
我が家では夫婦でこの本を読み、意見を話し合って、育児をしてきました。
ちょうど我が家で一人目が産まれたころ、私はプロジェクトマネージャーとして担当しているプロジェクトが炎上していて、全く時間がありませんでした。
本書に出てくるパパほどの忙しさではありませんが、一時期はほぼワンオペで、妻と家事育児について喧嘩することも多かったです。
そんな中、環境が近かったこの本を読んで、そもそもママはどんな気持ちでワンオペをしていて、パパはどう向きあっていけばいいのかを考えました。
時短家電を買って家事の効率化など細かなライフハックも重要ですが、それ以前にママとパパとでよく話し合いをするのが大事です。
どういった家族でありたいのか方向性が定まっていないと、すれ違ったままです。
頭の中で思っていることを言葉にして、会話していくのが何より重要だと思います。
本書を新米パパにオススメしたい理由は3つです。
・漫画なので読みやすい(忙しくてもママ・パパともにさくっと読み終えられます)
・家事育児のライフハックなどの細かい話よりも、お互い話あえている状況が重要
・この本のようにパパが仕事で忙しくて、家事育児に対応できていない家庭はけっこうあるのでは?
育児をしない夫(オトコ)はいらない
子どもができてもそれまでの仕事のペースを変えていないパパは、一度読んでみることをオススメします。
■本当の自由を手に入れるお金の大学
日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる〈お金の勉強〉超実践型バイブル! 経済的な不安がなくなり、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う、一生お金に困らない「5つの力」が身につく!
結婚したタイミングで、そして子どもができたタイミングで、お金まわりについて計画立てしていく必要があります。
とくに、家、保険、車の金額は大きいです。
間違ったお金の使い方をすると影響が後々まで響きます。
こちらの書籍では5種類のお金の話が載っています。
貯める/稼ぐ/増やす/守る/使う。
いずれも重要です。
その中で子どもができたタイミングでは、貯める&増やすの箇所を重点に考えていくのがよいと思います。
子どもができたタイミングで家、保険を検討する家庭が多いです。
金額の大きい買い物に対してリスク、リターンなど考えずに安易に進めてしまうと、後々後悔しかねません。
またこのタイミングで「増やす」を意識して投資信託をしていけば、長期投資する期間が取れるため有利にはたらきます。
書籍内には図もふんだんにあってわかりやすく、疑問に思うところはしっかり補足説明があります。
共働き向けのお金の本も出ていますが、最初の1冊としては、この本がなによりオススメに思いました。
ホントわかりやすいです。
そしてお金関連の全体感がつかめます。
スゴ本。
お金に関して正しい知識をもつことはコスパのいい投資です。
この本を読んで投資信託を長期投資していけば、書籍代ぐらい簡単にリターンがあるのではないでしょうか。
金の本に関しては、まずこちらの本を読んで知識をつけるのがいいと思います。
なんて神本、と思って、妻にもこの本をススメました。
夫婦でお金の知識のベースが揃っていると、なにかと楽ですね。
■おわりに
ほかにもオススメしたいと思った本はあったのですが、ギュッと3冊に絞りました。
新米パパだけではなく、もちろん新米ママにもオススメです。
育児に関する法整備も少しづつ進んでおり、徐々に世の中の考えもかわっていくのではないでしょうか。
長時間労働に縛られている男性が、変わっていく世の中になればと思います。
そして男性の育児参加が増えれば、ワンオペに苦しむママの負担を減らせられます。
一人目の育児のときはホント大変だったなと、昔を思い出しながらこの記事を書きました。
こんな記事も書いています。
育児のなかでもひとり時間も大切です。 www.tomobataraki-lab.com