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【共働き】お金は銀行に預けるな 〜 我が家の投資戦略

共働き子どもがいる家庭での投資戦略の方針はある程度似ているんじゃないでしょうか。

私は、色々と投資関係の本を読んだり、共働きの家計管理の本を読んだりして勉強してきました。

まず子どもがいる家庭での投資戦略は以下のようなかたちになるかと思います。


■子どもがいる家計の投資戦略

・生活防衛資金を貯める
・子どもがいる家庭は子どもの教育費を貯める
・持ち家を買う場合はローン
・親の将来のために貯める

無収入でも生活に困らないよう生活防衛資金を貯めるのが最初にやるべきことです。

人生何があるかわかりません、体調を崩して働き方がかわって年収が下がったり、親の介護で離職したり、継続的な収入が続く保証はありません。

色々と考え方はありますが、我が家では1年間生活ができる金額を生活防衛資金として考えています。

また生活防衛資金とは別に子どもの教育費を貯める必要があります。

子どもが私立に行くかどうかでも変わりますが、教育費は家庭の大きな負担です。あらかじめ計画立てて貯めておく必要があります。

そして持ち家を買う場合は頭金の用意が必要です。

それ以外にも2000万円で話題になった将来の老後資金を貯めていく計画も必要です。


■現在のウチの投資戦略

・共働きの二馬力
・生活防衛資金は溜まったので、子どもの教育費と老後資金に向けて投資
・NISAなどをフル活用
・今のところ賃貸継続で家を買う予定なし

我が家では共働きで二馬力を活かして投資戦略を考えています。

現在、生活防衛資金はたまったので、子どもの教育費と老後資金に向けの投資をしています。

投資のしかたは つみたてNISA を夫婦で活用して投資信託を毎月一定額購入しています。 今のところ賃貸継続で家を買う予定はないので、収入の一定額をそのまま投資に回しています。

貯蓄、投資で重要なのは、収入のうち先に一定額を投資に回してしまうことです。 残りの、たとえば収入の8割の金額で生活が回せるようにしていくことが大事です。

先に天引をすることでお金のムダ遣いを減らせられます。


■投資戦略の背景

現在の投資戦略の背景にあるのは「お金は銀行に預けるな」の本から学んだことです。

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お金は銀行に預けるな

この本を読んで、私はリーマンショック前から投資信託を開始して、今まで投資を継続してきました。

リーマンショック前に投資信託を開始したので、リーマンショックの時は投資がマイナス100万円ぐらいいってかなり痛手を被りました。

その中でもドルコスト平均法を信じて投資金額を変えずに毎月毎月投資を続けてきました。

その結果、リーマンショックを乗り越え、直近だとコロナでの株安を乗り越えて、それなりにプラスが出ている状態です。

コロナ禍の今の株高は、バブルじゃないかと思うほどでちょっと控えたほうがいいのか、なんて思ったりもします。

ただ私は金融に関してプロではなく、知見がないので、下手に取引方針を変えて失敗をすることは避けたいと考えています。ドルコスト平均法を信じて毎月毎月投資をして、長期運用する方針は変えずにいきたいと思います。

ちなみに、「お金は銀行に預けるな」はこれまで読書してきたなかで最もコスパの良かった本だと考えています。

私は、年間50冊から100冊ほど読書をしているのですが、この本のおかげで投資をしました。その結果、これまで買った本の総額を上回る額のプラスになっているので、読書は投資効率が良いと実感しています。


■持ち家を今買うべきといえる条件

ちきりんさんの本で持ち家を今買うべきと言える条件が紹介されていました。

1.経済的に無理なく買える状況にある
2.賃貸物件では実現できない「購入したい積極的な理由」が存在する
3.自分や家族のライフプランがある程度、固まって


このなかで1の経済的に無理なくとは、以下の状態と説明されています。

1.物件の2割の頭金を用意できている(+諸費用も現金で用意)
2.物件価格が年収(額面・世帯合算)の5倍以内

我が家では家族のライフプランがある程度固まっており、家族4人が快適に住める広さのお家が欲しいという思いがあります。

一方で経済的に無理なく家を買うために、都内だと無理なく買えるという条件が厳しく感じています。 また現在の都内のマンションは過去からの推移を比較すると、高水準になっていて今買うのは得策ではないと感じています。

こういった背景があり、今のところ住宅を購入することは考えていません。

参考 マンション市場の大転換を紐解く【前編】~マンションの高値が続く本当の理由 | マンションデータPlus【トレンド・コラム】byノムコム


■おわりに

家族構成が固まって、いつお金が必要となるのか、将来の見通しが立つようになりました。

教育費は計画的に貯めておかないと後で苦労すると思います。

老後資金も2千万円で話題になったように計画性が求められます。

影響の大きい教育、住宅、老後資金をどのように考えていくのか、それぞれの家庭の状態に合わせた計画を考えていくことが重要です。

最近だとこちらの「お金は寝かせて増やしなさい」を読んであらためて投資戦略を考えました。

気になったらぜひこちらの本を読んでみてください。



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持ち家か賃貸か、家計に与える影響は大きいです。 www.tomobataraki-lab.com