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【共働き】家計簿アプリ 〜 マネーフォワードで共働き家計管理を自動化

共働家庭では家計簿の自動管理をするのが楽です。

というか、共働きは忙しさにかまけて、面倒な家計管理はできないままとなりがちです。

必要なものだからと家計状況を把握せずに買っていたら、やけに銀行残高が減っていることに後で気づいた、なんていうことが発生してしまいます。

家計簿アプリ マネーフォワードを利用すれば、自動で家計簿が仕分けされます。

簡単に続けられる家計管理方法が共働き家庭にはあっています。

夫婦で家計管理をするコツをまとめてみました。


■夫婦共用のクレジットカードで支払いを一本化

家庭の支払い用のクレジットカードを作ります。

夫婦でお互いに使えるように、家族カード含めて2枚作ると使い勝手がよいです。

家庭の決済(変動費)はそのクレジットカードで決済していきます。

そうすることで特定の銀行口座からお金が出ていくことになるので、家庭用に買ったもののお金管理がしやすいです。

また現金ではなく、クレジットカードで支払いをすることで、現金管理が不要になりかつポイントも貯まります。

※どのクレジットカードがよいかは、生活導線によっても変わります。楽天経済圏で生活するのであれば楽天カードはポイント貯まりますね。ウチはPayPayとの相性の良さでヤフークレジットカードにしました。

※最近だとPayPayモールでの決済にヤフークレジットカードが重宝しています。

card.yahoo.co.jp


■固定費と変動費を分けてクレジットカード支払いをする

変動費用のクレジットカードとは別に固定費用のクレジットカードも作ります。

通信費や光熱費など毎月一定額かかるものが固定費です。

固定費はそれ用のクレジットカードで支払いをします。

そして、食費や生活消耗品などは変動費用のクレジットカードで決済にわけます。

そうすると、月々の変動費が明確になり、使い過ぎに気づけます。


■電子マネー PayPay の活用

クレジットカードが利用できなかった店舗でも電子マネーを利用できる店舗が増えてきました。

とくにPayPayを利用できるお店が増えています。

現金支払いを減らすと家計管理が自動化できるため、PayPayが利用できるお店であればPayPayで決済してくのがよいでしょう。

PayPayへのチャージをヤフーカードで設定すれば、PayPayで決済したとしても自動で家庭用の決済となるよう紐付けられます。

またクレジットカードが使える場合でも、PayPayキャンペーン割引がきくときは、キャンペーンがかなりお得なのでPayPayで支払いがオススメです。

paypay.ne.jp


■家計簿アプリによる家計簿の自動化 〜 マネーフォワードアプリの活用

オススメの家計簿アプリはマネーフォワードです。

マネーフォワードは連携金融機関が豊富かつ家計簿の自動仕分けが優れています。

マネーフォワード MEでは、 散らばった複数の口座の残高を一括管理できます。さらに入出金を食費や光熱費などのカテゴリに自動で分類し、内訳をグラフ化します。一度口座を登録すると自動で情報を更新するので、お金の管理の煩わしさから開放されます。

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マネーフォワードアプリ


・マネーフォワードの初期設定

夫婦で共有して使う用のGmailアカウントを作成します。

その夫婦共用のGmaiでマネーフォワードのアカウントを作成します。

アカウント作成とあわせて、スマホにマネーフォワードのアプリを入れておくと、こまめに家計簿がみれるので便利です。

次に管理したい金融機関とマネーフォワードを連携します。

銀行や、証券、クレジットカードなどをそれぞれマネーフォワードと連携していきます。

お互いに使っている金融機関を連携していていくと、家庭の金融資産が集約して管理が可能です。

moneyforward.com


・家計簿の仕分け設定

金融機関をマネーフォワードと連携していくと、自動で各金融機関の入出金履歴が取り込まれます。

入出金はマネーフォワードが自動で大項目、中項目を分類してくれますが、一部は自動分類できないものが発生します。

未分類の入出金を手動で分類することにより、次月以降に同じ明細が発生すると、適切に分類してくれます。

最初の数ヶ月は入出金を細かくみて、チェックしていくと自動で家計簿が仕分けされます。

また現金払いではなく、クレジットカード払いにすることで、レシートの手入力の手間からも開放されます。

※PayPayについてはマネーフォワードとの連携機能がないため注意が必要です。

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仕分け明細の例


■毎月積み立てで投資信託 〜 つみたてNISAの活用

毎月の給与から一定額を預貯金/投資に回していくことが共働き家庭では重要です。

子どもの教育資金、住宅資金、老後資金が必要になってきます。

銀行に預けていても昔と違ってお金はほぼ増えません。

資産形成については、リスクを理解したうえで、ドルコスト平均法でノーロードインデックス投信を活用していくのがいいと考えています。(投資信託なので銀行預貯金と違い元本割れのリスクはあります)

とくに、「つみたてNISA」は税制優遇措置が受けられて、資産形成にオススメです。

1.非課税となる期間は最長20年間
2.非課税投資枠(年間投資上限)は40万円/年
3.買付は定期的に継続したもの(積立)であること
4.対象商品は一定の条件を満たす投資信託等

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA|SBI証券


仮に毎月3.3万円(年間約40万)を年率3%で30年運用したとすると、元本1188万円に対して運用収益735万円の運用成果がでるシミュレーションになります。

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毎月3.3万、年率3%を30年運用した場合のシミュレーション

銀行にお金を預けておくだけという状態はもったいないです。(くどいですが、投資信託には元本割れのリスクはあります。リスクを理解した上で投資をする必要があります)

証券会社は、ネット証券大手のSBI証券または楽天証券で口座開設がよいです。

我が家ではSBI証券で運用しています。

SBI証券と楽天証券では毎月一定額の投資信託を購入する積立投資に対応しているので、毎月自動で購入するよう設定します。


■(余力があれば)長期的なお金の管理

マネーフォワードで日々の家計簿の管理ができます。

ただ長期的なお金の管理にはむいていないように思います。

住宅購入などのライフプランを考えたいなどの思いがある場合には、個別にExcelで資産管理をしたり、ファイナンシャルプランナーのかたにご相談するのがオススメです。

ウチでは、長期的なお金の管理についてはスプレッドシートで個別に管理しています。(マネーフォワードだと金融資産推移や今後の金融資産の計画とかは管理できないです)

また先日ファイナンシャルプランナーへ相談もしました。

www.tomobataraki-lab.com


■まとめ

あわただしい共働き家庭では、家計管理の自動化が必須です。

簡単に続けられないと、家計管理が破綻します。

またあわせて「つみたてNISA」を活用して将来に向けた準備もしておくとよいでしょう。

まとめとして、

・現金支払いではなく、クレジットカード支払いまたは電子マネー支払いをする
・クレジットカードは固定費用と変動費用とで使い分ける
・日々の収支は「マネーフォワード」アプリにまとめる
・毎月一定額を「つみたてNISA」を活用して資産形成をしていく
・(余力があれば)長期的な資産の管理は個別に実施する

一度仕組みを構築すれば、後が楽になりますよ〜

そして、ムダな出費を抑えてお金が貯まる状況に一歩踏み出せます!



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