共働きの夫婦って家計管理あまりできていない家庭が多いかもしれないです。
ざっくり収支がプラスであれば、それよりも日々の忙しさをなんとかしたくて、家計管理が後回しになりがちだと思います。
ウチは、マネーフォワードを使って家計の管理はなんとなくしていましたが、最終的な銀行口座の残高を見てとりあえずプラスだったなとざっくり判断していた状態でした。
先日思うところがあり、ファイナンシャルプランナー(以下 FP)のかたへ相談してきました。
相談をして大満足な結果でした^^
■前提
我が家は家族構成がほぼ固まって子ども二人の四人家族です。
仕事の状況も夫婦ともに今後の見通しがある程度きく状態です。
持ち家ではなく賃貸です。
小学1年になった上の子が大きくなってきて、このままもう少し今の住居で過ごすか、もう少し広めの賃貸で家を借りるか、住宅を購入するべきか悩んでいました。
そこで将来の見通しを持ちたくて、知人にFPをご紹介してもらいました。
今回の相談は有料相談です。(無料相談は避けたくて、有料相談をあえて選択しました)
■FP相談の流れ
事前準備として家計資産、家計状況をFPへご連絡。
相談当日は、オンラインミーティングで、家計の状況などをヒアリングしてもらい、キャッシュフロー表を作成してもらいました。
キャッシュフロー表ではどうしようか悩んでいる二つの案を組んでもらいました。
・賃貸から数年後に首都圏で住宅購入
・賃貸でいき、老後に地方で住宅購入
その他、お金の使い方をいつの時点で、どう変えたら、どれぐらいキャッシュフローに影響が出るのかをシミュレーションしてもらいました。
たとえば、子どもが私立の学校に行くパターンや、毎月の生活費をあげたパターンなどを会話しつつ、その場でシミュレーションして教えてもらいました。
■キャッシュフロー表を作ってみての気付き
相談した結果として、今後のお金の見通しを持てました!
これまでは夫婦共働きざっくりした家計管理でいたところが、今収支はどういった状況で、将来に向けていくらぐらい貯めていくべきなのかがわかりました。
キャッシュフロー表は見ていると、将来を想像して、あれやこれやと考えちゃいます。
そして、共働き家庭で重要なのは、夫婦共働きで稼ぎ続けることでした。
橘玲さんの本に出てくるのですが、人的資本を活かすことの重要性を再認識しました。
株などで多少利益が出て稼げるよりも、人的資本を活かして働き続けるほうがよっぽど家計へのインパクトは大きいです。(サラリーマンの生涯年収は2〜3億円と言われています)
また、老後フルでなくても、働き続けることが金銭面ではインパクトが大きいことを実感しました。
平均寿命は伸びていて、人生100年だと最近は言われています。
老後資金を心配して年金の額を計算するよりも、働き続けることが、老後の金銭問題を解決することにつながるんだと気づきでした。
FPへの相談は有料相談がオススメです。
無料のFPへの相談窓口もあるのですが、そのFPの方がどこから利益を得ているのかを確認しておいた方が良いでしょう。顧客のあなたと利害関係の一致が望ましいです。
もし保険関連のFPのかたであれば、保険をいかに売り込むかが目的になってきます。
純粋に今後のお金の見通しを立てたい場合には、有料で相談をするのがいいと思います。
■家計への影響が大きいもの
・子どもの教育資金
子どもの教育資金のインパクトは大きいです…。
都内に住んでいて、私立中学に行く子が身近にいます。
夫婦ともに田舎出身なので、みんな高校まではとりあえず近くの公立学校に行くもんだという感覚でした。
ただ、都内だと小学生の周りのお友達が、一定数は私立中学に進学する状況です。
そもそも子どもが私立中学へ行きたいというかどうかは分からないですが、もしも私立中学に行くとしたらというパターンも、シミュレーションをしてもらいました。
家計関連の本にはよく書いてあるので分かってはいましたが、私立に行くとそれだけで家計のインパクトは大きいです。
子どもにはいい教育を受けさせたいけれど、私立に進学かどうかは悩むポイントです。
中学受験の知識がなかったので、以下の本を読んで基礎知識を学びました。中学受験ってかなり大変そう…
・住宅をどうするか
元々老後まで賃貸でいくことを考えていました。
ただ、子どもが大きくなってきて、ファミリータイプの賃料を考えると、住宅を買った方が良いのかと悩んでいます
ただ首都圏のマンション価格は近年高騰しており、なかなか手が出せる状態ではありません。
少し価格の安い、駅から遠い物件や築年数が古い物件もあります。
でも老後は田舎に住みたいと思っており、売ることを考えると資産性が落ちる物件には手を出したくないと考えています。
資産性を保てる物件を選ぶためには、駅近の60平米位の2LDKのコンパクトなマンションを選ぶ必要があります。ただ、そういったマンション価格は非常に高騰しており、不動産購入リスクが高く躊躇してしまいます。
都内だと近年のマンション価格の高騰に悩んでいる家庭も多いんじゃないでしょうか。
子どもが大きくなったら、将来老後は温泉地などで家を買って夫婦2人でゆっくり過ごしたい。。。
・老後資金
夫婦2人で老後資金2000万必要と一時期話題になりました。
老後資金がいくら必要かについては、各家庭のばらつきが出るのではないかと考えています。
FPの方からは、老後は暇になるので、意外と生活費が落ちないと教えられました。
確かに、自分たちの親を見ていると、暇を持て余していて、生活費が少なくなったとは思えませんでした。
また孫にお祝いやを贈ったりなど、やっぱりお金は必要だよな、なんて考えてしまいます。
老後のお金問題は長く働き続けることが解決策になります。
ライフワークとライスワークの考え方があります。
ライスワークとは、生活するための仕事。
ライフワークとは、夢や自分の好きな仕事。
老後はライフワークをして、ちょっと稼ぎつつ、ボケ防止をしていきたいなと考えています。
そのためには、ライフワークができるように、ライフシフトを準備が必要な認識です。
幸い私の職種のプロジェクトマネージャーは探せば副業もある職種なので、プロジェクトマネージャーの幅を広げて、ライフワークとしてやっていける領域を探していこうと考えています。
おわりに
今回FPの方にご相談をしたことで、人生のお金がかかるイベントに対して見通しを持てました。
具体的には子どもの教育住宅の購入、老後の資金についていくつかシミュレーションをしてもらって、それぞれのパターンで、どれぐらいお金が必要なのかがわかりました。
将来どれぐらいお金が必要なのか分かったので、じゃあ今はどれぐらい稼ぐべきか、支出をどれぐらいにおさめるべきか、解像度を上げて考えられます。
共働きの夫婦だと家計管理がざっくりになってしまいがちなので、1度FPの方に相談してみることをオススメします!
ちなみに我が家では相談してみて、結果にとても満足していています。今後毎年1回は同じFPの方に相談していくことを決めました。
こんな記事も書いています。
賃貸か持ち家か悩みは尽きないです。 www.tomobataraki-lab.com
我が家の投資戦略です。 www.tomobataraki-lab.com